〜武蔵は負けた・・〜 |
TEAM |
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9 |
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明 徳(高 知) |
0 |
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0 |
0 |
0 |
0 |
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箕 島(和歌山) |
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0 |
0 |
0 |
0 |
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10 |
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14 |
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TOTAL |
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2 |
1 |
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3 |
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0 |
0 |
0 |
2 |
2× |
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4 |
明 徳 |
×弘田 − 武田 |
箕 島 |
○上野山− 住吉 |
二塁打 |
藤本(明徳) |
三塁打 |
江川、杉山、木戸、泉(以上、箕島) 梶原(明徳) |
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試合終了後、明徳の76歳松田監督がさらりと言った言葉が、「武蔵は負けた・・・」だった。監督生活35年、その間の甲子園出場は20回。2度の準優勝..
輝かしい経歴が、松田監督に涙を許さなかった。「宮本武蔵が小次郎に負けちゃったんですなぁ。もう時代が変わっちゃったのかもしれんなぁ..」 76歳。興奮の余韻は少しも残さず、シワだらけの表情に笑いを浮かべて名セリフを吐いた。 監督だけではない。選手も涙はなかった。監督の普段からのしつけだという。 インタビューのお立ち台で老将は最後に「冥土のみやげに優勝の勲章が欲しい。夏にはもっと強いチームを率いてくる」と残し、ゆっくりと杖を前に進めた。 |
センバツ史上に残る死闘、名勝負でした。追いつかれたらすぐに突き放す明徳も素晴らしかったですが、箕島ナインの不屈の闘志がそれを上回りました。 この試合の3年前の夏、春夏連続優勝を果たした偉大な先輩たちが3回戦の星稜戦で、取られれば取り返し、とうとう延長18回、サヨナラ勝ちして3時間50分の激闘をものにした大熱戦を再現したような見事な粘りでした。
明徳、この回先頭の9番:梶原が左中間を破る2塁打で出塁。堀尾がサード前に犠打 を決め、1死3塁。小谷四球後に清水がサード前にスクイズを決め先制。なおも、一 死2塁で藤本が中越三塁打で2点目。 ◆13回ウラ 箕島、先頭の1番:江川が投ゴロで一死も、杉山の中前打と岩田の1,2塁間の内野 安打で1死1,2塁とするも南村が三ゴロで2死2,3塁。ここで泉が左中間に2塁 打を放ち同点。 ◆14回表 明徳、この回先頭の6番:国沢、下崎と連続四球。武田は遊内野安打で無死満塁。梶 原が左飛も、3塁ランナー国沢は自重。一死後、堀尾が中前に弾き返し3−2と勝ち 越しも、2走の下崎が本塁タッチアウト。 ◆14回ウラ 箕島、住吉が中飛で一死から木戸が中越2塁打で出塁、代打:藤本を出すも三ゴロ。 これを明徳三塁手がエラー。江川四球で1死満塁とし、杉山の三塁線を抜けるヒット で二者が生還し、サヨナラ。
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